数字で見る、ノルマンディ2015年産馬(現2歳)の状況2017-11-05 21:15

ノルマンディーの2015年産馬について


①2015年産募集馬の総数

45頭

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②2015年産募集馬の中でデビューした馬

11頭/45頭中

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③2015年産募集馬の勝利数

0頭/11頭中

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④2015年産募集馬の5着以内の馬

0頭/11頭中

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データ上、驚異的なデビュー率と実績である。

だけれども、2016年産馬は売れています。

娯楽の多様化や、競馬人気が平行線の中、

売れ行きの原因は、好景気や金余りが一因であろう。

無論、クラブ会費が月1080円という、他クラブの1/3により

会員が増えていることも一因であろう。

他クラブとノルマンディーの月会費の差額は2,000円

1年間で、2,000円×12月=24,000円となる。

24,000円あればノルマンディの馬が余裕で1頭買える。

考え方では、ノルマンディー会員でいると、

毎年、1頭の一口馬がもらえるという考え方もできる。

月々の一口馬の維持費も思ったほど高くない。

実際、私の出資馬で、全5戦を全て大敗した、

ラピュルテ号、テオドルス号では、生涯の維持費額は

1頭当たり2万円台であった。

また、収入は入着できずとも、出走手当や抹消給付金で

1頭当たり、累計1万台の振込があった。

上手くいけば、維持費と出走手当でイーブンとなる可能性もある。




さて、次回はノルマンディー2015年産馬初の掲示板(予定)

となる1頭について、記したい。

ノルマンディー抽選結果(ジョウノファミリーの16)2017-10-22 16:25

ジョウノファミリーは落選しました。
何となく、当たると思ったがハズレました。
厳正なる抽選であれば、仕方ない。


一次募集馬の出資馬は次の通りとなった。

【出資確定馬/3頭】

募集番号14
キョウエイハツラツの16(父 ゴールドアリュール)
募集価格1480万円/一口価格3,7万円


募集番号18
ハワイアンスマイルの16(父 キンシャサノキセキ)
募集価格920万円/一口価格2,3万円


募集番号19 
プレシャスドロップの16(父 スマートファルコン)
募集価格880万円/一口価格2,2万円


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さて、「募集番号18 ハワイアンスマイルの16」の預託厩舎は、
新規開業調教師の「林 徹」である。
経歴は、開成高校→東大医学部で肩書きがハンパではない。


栗東のトップ調教師、「矢作 芳人」も開成高校出身である。
当然、OBから様々な知識が分け与えると踏んでいる。
林徹が矢作のようになると考えたことも、大きな出資理由の一つだ。


林徹は、調教師試験合格の際に
「チームワークを大切にして、明るくはつはつとした仕事をしていきたいです」
と語ったそうである。


一方、「募集番号7 テーマソングの16」を預かる
もう一人の新規開業調教師の「安田 翔伍」は、
「史上初という言葉にこだわっていきたいです」
と語ったそうである。


もし、「林 徹」と「安田 翔伍」のコメントが逆であったら、
私は、ハワイアンスマイルには出資していなかったであろう。

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ノルマンディー募集馬を4頭申し込み完了と、4頭の追加出資候補馬たち+最終出資申込状況(長文です)2017-10-16 20:00

昨日更新した「ノルマンディー2016年産募集馬ツアーに行ってきた(長文です) 」では、たくさんのアクセスありがとうございます。


本日、ノルマンディーの募集馬4頭の申し込みを完了しました。
私が申し込んだ馬は次の通りです。


【出資申込馬】

募集番号14
キョウエイハツラツの16(父 ゴールドアリュール)
募集価格 1480万(1口 3,7万)
出資理由:ゴールドアリュー産駒で、半兄に重賞馬がいて、近親もスマートファルコンがいて、この価格は破格でしょう。


募集番号15
ジョウノファミリーの16(父 ブラックタイド)
募集価格 1600万(1口 4万)
出資理由:全兄の活躍が全て。近親にダートの大活躍馬ブルーコンコルドがいるので、ゴールドアリュールを配合してほしい。買いますので。


募集番号18
ハワイアンスマイルの16(父 キンシャサノキセキ)
募集価格 920万(1口 2,3万)
出資理由:本馬は初仔であるが、母がキンカメ産駒の不出走と来たら、大きく化ける仔の予感がしたからです。キンシャサ産駒も魅力。


募集番号19 
プレシャスドロップの16(父 スマートファルコン)
募集価格 880万円(1口 2,2万)
出資理由:父マツリダゴッホの半兄3頭がJRA勝ちを収めていて、その内1頭は4勝馬もいるので、素質のある母だと推測。決して上・中位でではない種付け料150万のゴッホで中央勝ち3頭出せる母馬には感嘆です。種牡馬スマートファルコン産駒にも賭けてみたい。


4頭で122,000円です。
早期割引の10%適用後だと、109,800円
んー、いい額です(汗)が、4頭でこの値段なら安いか・・・

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次に、追加出資を検討している次点4頭は次の通りです。
自身の懐と、今後の状況で追加出資の余地がある馬です。


【次点・追加出資検討馬】

募集番号7
テーマソングの16(父 タイキシャトル)
募集価格1160万(1口 2,9万)
次点理由:募集馬見学ツアーで一番シルエットが綺麗だったから。


募集番号10
マンデルーシュの16(父 スクリーンヒーロー)
募集価格1400万(1口 3,5万)
次点理由:近親にワールドエースがいるから。日本ダービーは4着であったが、1番人気になることは凄いことだと思う。この年に生まれた、競走馬で1番期待と実績があった証。募集馬見学ツアーで、もっさりしていたことが気がかりで次点となった。繋ぎは問題ないと判断。


募集番号17
テネシーワルツの16(父 アドマイヤムーン)
募集価格 960万(1口 2,4万)
次点理由:募集馬見学ツアーで見て評価が変わった1頭。この値段なら買いだと思っている。


募集番号20
ラドランファーマの16(父 マツリダゴッホ)
募集価格 1040万(1口 2,6万)
次点理由:募集馬見学ツアーでの放牧地での出来事を目の当たりにして、急きょ、次点候補となった。また、「ノルマンディー=マツリダゴッホ」の中で、唯一のゴッホ産駒であるため、クラブ側があえて走るゴッホ産駒を入れたと勘ぐった。


1次募集の段階で、出資馬4頭、追加候補4頭もいることには、先が思いやられます。
募集馬見学ツアーでは、懐的には都合が悪いイベントです。
それは、多くの馬がほしくなってしまうからです。
例年、ダービー前日に実施される「調教見学ツアー」では、申し込みがほぼ完了し、満口馬も多数いるため、出資馬を見つけに行くのではなく、出資済み馬の成長姿を見に行く感じであるため、気が楽です。


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そして本日、クラブから最終の出資状況が発表されました。

【出資状況(会員分)】

【345%】No.15 ジョウノファミリーの16 
【273%】No.9  フォーミーの16 
【160%】No.16 ジョウノボレロの16 
【130%】No.23 ナショナルフラワーの16 
【117%】No.14 キョウエイハツラツの16 
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【97%】No.8  パリージョの16 
【93%】No.13 カグラの16 
【72%】No.21 ラハイナⅡの16 
【66%】No.10 マンデルーシュの16 
【59%】No.3  イズミコマンダーの16 
【54%】No.5  ソラコマチの16 


【パーセントでは分かりにくいので、口数に換算した】

【1242口】No.15 ジョウノファミリーの16  
【982口】No.9  フォーミーの16        
【576口】No.16 ジョウノボレロの16     
【117口】No.23 ナショナルフラワーの16(※100口募集馬)
【421口】No.14 キョウエイハツラツの16 
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【349口】No.8  パリージョの16        
【334口】No.13 カグラの16          
【259口】No.21 ラハイナⅡの16    
【237口】No.10 マンデルーシュの16 
【212口】No.3  イズミコマンダーの16 
【194口】No.5  ソラコマチの16     


【申し込み数を見ての所感】

No.15ジョウノファミリーの16
もの凄い人気ですね!!新規会員分を含めると1460口の申し込みがあります。価格は需要と供給で決まるため、クラブとしては、募集価格を1.5倍上げても良かったかもしれませんが、庶民派代表ノルマンディーはそんな反省はしないでくださいね。自分の分が当たれば奇跡か??

No.9フォーミーの16
意外に多い印象。直前にスウェプトオーヴァーボード産駒がG1取った流れでしょう。

No.23ナショナルフラワーの16
満口とは、地方馬も根強い需要が確認されたので、今後地方馬が増える可能性も多いと感じます。私も地方馬を持ってみたいので歓迎です。

No.8パリージョの16
トーセンラー産駒がほぼ満口とは・・・意外ですね。島川オーナーはおおらかで良さそうな方ですので、オーナーに良かったですねと言いたい。

No.21ラハイナⅡの16
意外中の意外。この結果には牧雄さんも相当驚いたのでは。牧雄さんすら知らない無名種牡馬でこの口数とは・・・。さすが、物好きなノルマン会員。業界紙で取り上げてほしい。

ノルマンディー2016年産募集馬ツアーに行ってきた(長文です)2017-10-15 11:40

昨日、行ってきましたので
早速、所感を書いていきます。
参考になれば幸いです。


一言で言うと、調教見学ツアーと比べて断然良かったです。
今春の調教見学ツアーでは、忙しい流れでしたが、
好天とゆとりある展示で十分、じっくり見れました。


展示会場の十分の広さ、ターフの上で気温も適温、海が見える素晴らしいロケーション、展示中のホットドリンクのサービス、昼食のボリュームと旨さなど、参加費が値上げされても、来年も行きます。
滞りなく、スムーズな進行でした。準備やリハを懸命に行われた結果だと思います。全てのスタッフの皆さんに本当に感謝です。
行って良かった!ノルマンファミリーで良かった!!


【当日の流れ】
・新千歳空港からバスで移動
・1時間で岡田スタッド厚賀へ到着
・牡馬、牝馬ごとにまとめて展示
 (展示時間はゆとりの30分ずつ)
・展示後、牡馬、牝馬ごとにウォーキング(周回)
 (パドックのように5周を周回・見学者は周回の内側、外側問わず好きな位置(近距離でも可)で歩様のチェック)
・門別競馬所へ移動、昼食と牧雄さん独演会(全頭)
・新千歳空港で解散


【見学馬の所感】
No.1ヴンダーゾンネの16
一目で分かるほど小柄だと感じる。更なる成長が不可欠。バネはありそうに感じたが小柄だからそう感じたのかも。

No.2パッションレッドの16
「確かに薄い、こういう馬が薄いのか」と、素人でも皮膚が薄いと一目瞭然で分かる。400口なら出資したのですが・・・、40口ではお金ありません。そういう意味で残念な1頭。出資はしないが、デビュー以後、注目したい馬。 

No.3イズミコマンダーの16
厩舎を出す際に、挫石で右足を上げている姿を社長が見て「(展示を)やめよう」と社長の一言で展示は中止。私は社長の近くにいたが、とても正しい判断。無理をさせる必要は全くない。ツアー最後に厩舎前に移動し本馬を見学。

No.4クラックコードの16
毛ヅヤがよく馬体が綺麗。誰もが胴長だど一目で分かる。決して悪くなく、むしろ良い感じ。ラピュルテに似ている気がした。

No.5ソラコマチの16
クラブが信頼している調教師の一人である、渡辺薫彦調教師にお願いしたいと思って預けた馬とのこと。

No.6タニノローゼの16
黒光りしていて、エイシンフラッシュ産駒そのもの。素軽さはないように見えたが、黒いからそう感じたのかもしれない。牧雄さん曰く、セレクトセール主取りの理由は、いい馬はクラブ馬にして、そうでない馬をセールに出すというイメージからによるものでとのこと。

No.7テーマソングの16
馬体のシルエットが全頭の中で一番綺麗だった。お金があれば出資して、今後も追い続けたい。

No.8パリージョの16
トーセンラー産駒は大きい馬が出るそうだが、本馬も雄大な馬体であった。見た目では、体高が全馬の中で一番高い。(数字上では、全馬中3番目となっていた)見た目は特に良い。

No.9フォーミーの16
見ましたが忘れました。特に印象が無かったためだと思う。

No.10マンデルーシュの16(一番確認したかった馬)
カタログで前足のつなぎが相当寝ていたので、生で見て確認したいと思っていた馬。実際の立ち姿は全く問題なし。他馬と全く一緒。係員に聞いても、そんなことないとのこと。たまたま、前足に力がかかった時に撮影されたものである。他馬でも、マンデルーシュのカタログのように瞬間的につなぎが寝る馬が多くみられた。そう考えると、カタログでのつなぎはあまり当てにならないと感じた。つなぎ以外では、冬毛が目立ち、もっさりしていて重い感じ。No.2パッションレッドの16と比べて皮膚感が全然違う。

No.11リスティアエーデルの16
父(ホワイトマズル)を見てしまうと対象外であるが、見た感じは悪くなかった。というよりも良かった。お金があれば出資対象。

No.12エンシャントアーツの16
馬体は綺麗で悪くない。ザ、父アイルハヴアナザー産駒という感じ。

No.13カグラの16
人気のようで、多くの人に囲まれていたが、特段、特長は見つけることができなかった。昆調教師が狙っていた馬だったことがあり、預託することになったとのこと。

No.14キョウエイハツラツの16
普通でしたが、出資予定。

No.15ジョウノファミリーの16
一番人に囲まれていた。ただし、私も何度も見たが、特長は分からなかった。正直なところ、全兄弟が勝っているからの注目馬。全姉のアネモネ賞前に買ったため、安く手に入れることができたそうだ。

No.16ジョウノボレロの16
No.2と同じロードカナロア産駒だからどうしても比べてしまった。見た感じは断然No.2が良い。出資するならNo.2。だけどNo.2は、40口

No.17テネシーワルツの16
展示開始直後は、神経質な点を見せていたが、すぐに落ち着いた。馬体が綺麗でとても良く見えた1頭。出資候補には全く入っていなかったが、馬体を見て評価が変わった2頭中の1頭。

No.18ハワイアンスマイルの16
普通でしたが、血統面から出資予定。

No.19プレシャスドロップの16
普通でしたが、出資予定。牝馬の展示終了後、牝馬全頭が厩舎横の広大な放牧地に出されたが、他の馬たちが放牧地奥に異動後も、最後まで柵の近くに一人いた私や展示会場奥の観衆を何度も気にして、見てくれていた馬。何が言いたいかと言うと、周りが見えて、他の馬に流されず、一人で行動ができる賢い馬。しばらくしたら、水を飲んだ後に、放牧地奥の群れの中に猛ダッシュで駆けていった。
放牧地での様子に、マナクーラ(2006年セレクトセール高額取引馬)の振る舞いに重なった。

No.20ラドランファーマーの16(サービス情報です)
No.19の記載と同様だが、牝馬の展示終了後、牝馬全頭が厩舎横の広大な放牧地に出された。この馬が先頭、先導で他の牝馬を従えて、放牧地の奥に移動していった。つまり、牝馬の中のリーダーがこの馬である。某調教師の本で読んだことがが、馬の本能で一番強い馬に付いていく。馬は逃げる動物であるから、この馬に付いていれば、生き延びられると感じるものらしい。このことから、群れではリーダーが誰かを確認したかった。ちなみに、これを確認したのは、参加者の中でも私だけ。展示終了後、牝馬は厩舎に一度入り、10分後に放牧地に放されたが、この時には既に周りに私以外はおらず。
定年間近の調教師には普通お願いしないものだが、信頼している栗田先生だからお願いしたとのこと。

No.21ラハイナⅡの16
父が平凡すぎての注目の一頭だが、馬体は他馬と遜色はない。青森のセリで誰が見ても一番良く見えた馬だったので買ったと社長が言っていたが、牝馬全頭で周回した際には、他馬と至って同じ動きだった。

No.22ルシーショーの16
確か、砂のぼりということで展示のみでした。

No.23ナショナルフラワーの16
地方募集馬だが、他馬と遜色はない。馬体も綺麗。個人的には地方馬にも出資をぜひしたいが、シニスターミニスター産駒であれば出資したかった。

【全馬共通】
・展示では、1頭ずつマイクを持ったスタッフの方が解説する際に、若駒が大勢の観客に前後左右を囲まれることになったが、入れ込む馬、暴れる馬が1頭もいなかったことはとても意外であった。ゆえに、「近寄らないでくださいや、離れてください」といったアナウンスは一切なかった。この時期の若駒にしては珍しいのではないか。
・特に、後ろに人がいてもグルングルン廻ったり、尻っぱねする馬は皆無であった。素直に観客に顔を撫でられる馬も多かった。たいてい、真後ろに人がいると嫌がる馬が多いと思っていたが、いわゆる「うるさい」馬はいなかったのである。耳をグルグルさせて気配を伺うのみであった。
・この全頭は順調に馴致できるであろう。それとも、お利口さんすぎるのか。全体的に、鳴き声を出している馬が多く感じたが、それ位は当然か。もっとも、周回中には鳴き声は一切無くなった。
・周回中でも、うるさい馬は皆無であった。止まってしまう馬が2頭ほどいたが、促せば難なく周回を続けていた。首を上げ下げする馬も皆無であった。
・残念ながら、周回では、明らかに”キビキビ”歩いている馬は確認できなかった。無論、私のような素人には、全身や背中を使えて歩いている馬は分からないが。

【引退】ラピュルテ号に掛かった経費2017-10-11 20:00

出資額  37,000円 (募集価格1,480万円の一口代金)
維持費  22,635円 (引退までの維持費+保険料)
支出計  59,635円

賞金等   5,233円 (4戦の出走手当)
見舞金  14,375円 (5戦中に競争能力喪失)
収入計  19,608円

差引き -40,027円


所感
・ラピュルテは、5戦目に競走中止となり、競争能力喪失となった。
 その後、JRAに研究馬として寄贈された。
・事故見舞金575万円の発生が大きい。
・振込額から、事故見舞金は源泉徴収がなく満額配当されることが分かった。(575万÷400口=14,375円)
・結果的に、出走手当と事故見舞金で維持費が賄えた。
・抹消補助金よりも事故見舞金の方が高額であるため、この制度を悪用する馬主がいるのではないかと心配になった。