ノルマンディー2016年産募集馬ツアーに行ってきた(長文です) ― 2017-10-15 11:40
早速、所感を書いていきます。
参考になれば幸いです。
一言で言うと、調教見学ツアーと比べて断然良かったです。
今春の調教見学ツアーでは、忙しい流れでしたが、
好天とゆとりある展示で十分、じっくり見れました。
展示会場の十分の広さ、ターフの上で気温も適温、海が見える素晴らしいロケーション、展示中のホットドリンクのサービス、昼食のボリュームと旨さなど、参加費が値上げされても、来年も行きます。
滞りなく、スムーズな進行でした。準備やリハを懸命に行われた結果だと思います。全てのスタッフの皆さんに本当に感謝です。
行って良かった!ノルマンファミリーで良かった!!
【当日の流れ】
・新千歳空港からバスで移動
・1時間で岡田スタッド厚賀へ到着
・牡馬、牝馬ごとにまとめて展示
(展示時間はゆとりの30分ずつ)
・展示後、牡馬、牝馬ごとにウォーキング(周回)
(パドックのように5周を周回・見学者は周回の内側、外側問わず好きな位置(近距離でも可)で歩様のチェック)
・門別競馬所へ移動、昼食と牧雄さん独演会(全頭)
・新千歳空港で解散
【見学馬の所感】
No.1ヴンダーゾンネの16
一目で分かるほど小柄だと感じる。更なる成長が不可欠。バネはありそうに感じたが小柄だからそう感じたのかも。
No.2パッションレッドの16
「確かに薄い、こういう馬が薄いのか」と、素人でも皮膚が薄いと一目瞭然で分かる。400口なら出資したのですが・・・、40口ではお金ありません。そういう意味で残念な1頭。出資はしないが、デビュー以後、注目したい馬。
No.3イズミコマンダーの16
厩舎を出す際に、挫石で右足を上げている姿を社長が見て「(展示を)やめよう」と社長の一言で展示は中止。私は社長の近くにいたが、とても正しい判断。無理をさせる必要は全くない。ツアー最後に厩舎前に移動し本馬を見学。
No.4クラックコードの16
毛ヅヤがよく馬体が綺麗。誰もが胴長だど一目で分かる。決して悪くなく、むしろ良い感じ。ラピュルテに似ている気がした。
No.5ソラコマチの16
クラブが信頼している調教師の一人である、渡辺薫彦調教師にお願いしたいと思って預けた馬とのこと。
No.6タニノローゼの16
黒光りしていて、エイシンフラッシュ産駒そのもの。素軽さはないように見えたが、黒いからそう感じたのかもしれない。牧雄さん曰く、セレクトセール主取りの理由は、いい馬はクラブ馬にして、そうでない馬をセールに出すというイメージからによるものでとのこと。
No.7テーマソングの16
馬体のシルエットが全頭の中で一番綺麗だった。お金があれば出資して、今後も追い続けたい。
No.8パリージョの16
トーセンラー産駒は大きい馬が出るそうだが、本馬も雄大な馬体であった。見た目では、体高が全馬の中で一番高い。(数字上では、全馬中3番目となっていた)見た目は特に良い。
No.9フォーミーの16
見ましたが忘れました。特に印象が無かったためだと思う。
No.10マンデルーシュの16(一番確認したかった馬)
カタログで前足のつなぎが相当寝ていたので、生で見て確認したいと思っていた馬。実際の立ち姿は全く問題なし。他馬と全く一緒。係員に聞いても、そんなことないとのこと。たまたま、前足に力がかかった時に撮影されたものである。他馬でも、マンデルーシュのカタログのように瞬間的につなぎが寝る馬が多くみられた。そう考えると、カタログでのつなぎはあまり当てにならないと感じた。つなぎ以外では、冬毛が目立ち、もっさりしていて重い感じ。No.2パッションレッドの16と比べて皮膚感が全然違う。
No.11リスティアエーデルの16
父(ホワイトマズル)を見てしまうと対象外であるが、見た感じは悪くなかった。というよりも良かった。お金があれば出資対象。
No.12エンシャントアーツの16
馬体は綺麗で悪くない。ザ、父アイルハヴアナザー産駒という感じ。
No.13カグラの16
人気のようで、多くの人に囲まれていたが、特段、特長は見つけることができなかった。昆調教師が狙っていた馬だったことがあり、預託することになったとのこと。
No.14キョウエイハツラツの16
普通でしたが、出資予定。
No.15ジョウノファミリーの16
一番人に囲まれていた。ただし、私も何度も見たが、特長は分からなかった。正直なところ、全兄弟が勝っているからの注目馬。全姉のアネモネ賞前に買ったため、安く手に入れることができたそうだ。
No.16ジョウノボレロの16
No.2と同じロードカナロア産駒だからどうしても比べてしまった。見た感じは断然No.2が良い。出資するならNo.2。だけどNo.2は、40口
No.17テネシーワルツの16
展示開始直後は、神経質な点を見せていたが、すぐに落ち着いた。馬体が綺麗でとても良く見えた1頭。出資候補には全く入っていなかったが、馬体を見て評価が変わった2頭中の1頭。
No.18ハワイアンスマイルの16
普通でしたが、血統面から出資予定。
No.19プレシャスドロップの16
普通でしたが、出資予定。牝馬の展示終了後、牝馬全頭が厩舎横の広大な放牧地に出されたが、他の馬たちが放牧地奥に異動後も、最後まで柵の近くに一人いた私や展示会場奥の観衆を何度も気にして、見てくれていた馬。何が言いたいかと言うと、周りが見えて、他の馬に流されず、一人で行動ができる賢い馬。しばらくしたら、水を飲んだ後に、放牧地奥の群れの中に猛ダッシュで駆けていった。
放牧地での様子に、マナクーラ(2006年セレクトセール高額取引馬)の振る舞いに重なった。
No.20ラドランファーマーの16(サービス情報です)
No.19の記載と同様だが、牝馬の展示終了後、牝馬全頭が厩舎横の広大な放牧地に出された。この馬が先頭、先導で他の牝馬を従えて、放牧地の奥に移動していった。つまり、牝馬の中のリーダーがこの馬である。某調教師の本で読んだことがが、馬の本能で一番強い馬に付いていく。馬は逃げる動物であるから、この馬に付いていれば、生き延びられると感じるものらしい。このことから、群れではリーダーが誰かを確認したかった。ちなみに、これを確認したのは、参加者の中でも私だけ。展示終了後、牝馬は厩舎に一度入り、10分後に放牧地に放されたが、この時には既に周りに私以外はおらず。
定年間近の調教師には普通お願いしないものだが、信頼している栗田先生だからお願いしたとのこと。
No.21ラハイナⅡの16
父が平凡すぎての注目の一頭だが、馬体は他馬と遜色はない。青森のセリで誰が見ても一番良く見えた馬だったので買ったと社長が言っていたが、牝馬全頭で周回した際には、他馬と至って同じ動きだった。
No.22ルシーショーの16
確か、砂のぼりということで展示のみでした。
No.23ナショナルフラワーの16
地方募集馬だが、他馬と遜色はない。馬体も綺麗。個人的には地方馬にも出資をぜひしたいが、シニスターミニスター産駒であれば出資したかった。
【全馬共通】
・展示では、1頭ずつマイクを持ったスタッフの方が解説する際に、若駒が大勢の観客に前後左右を囲まれることになったが、入れ込む馬、暴れる馬が1頭もいなかったことはとても意外であった。ゆえに、「近寄らないでくださいや、離れてください」といったアナウンスは一切なかった。この時期の若駒にしては珍しいのではないか。
・特に、後ろに人がいてもグルングルン廻ったり、尻っぱねする馬は皆無であった。素直に観客に顔を撫でられる馬も多かった。たいてい、真後ろに人がいると嫌がる馬が多いと思っていたが、いわゆる「うるさい」馬はいなかったのである。耳をグルグルさせて気配を伺うのみであった。
・この全頭は順調に馴致できるであろう。それとも、お利口さんすぎるのか。全体的に、鳴き声を出している馬が多く感じたが、それ位は当然か。もっとも、周回中には鳴き声は一切無くなった。
・周回中でも、うるさい馬は皆無であった。止まってしまう馬が2頭ほどいたが、促せば難なく周回を続けていた。首を上げ下げする馬も皆無であった。
・残念ながら、周回では、明らかに”キビキビ”歩いている馬は確認できなかった。無論、私のような素人には、全身や背中を使えて歩いている馬は分からないが。












